犬のための手作りごはん 作るときのポイントは
犬にも食べ物のアレルギーがある子は多くいます。
ドッグフードに含まれる材料がアレルギー源であるばあい、ワンちゃんはカイカイに悩まされることになるかもしれません。
うちの子はたべものを気をつけてあげたいとお考えの飼い主さんは、手作りでご飯をあげている方も大勢いらっしゃいます。
今回は、手作りフードを作るときに注意すること、ポイントなどをお伝えします。
★手作りをする時の注意点
ワンちゃんは人間のように味付けを必要としません。
塩分は体にも不必要なものです。
材料そのものの味で作ってあげてください。
また、食べさせては健康を害する食材もあります。
これはしっかりと確認しておきましょう。
ワンちゃんに食べさせてはいけないものは数多くありますので、ここでは生でも加熱しても食べさせていいものをご紹介します。
【果物】
梨、りんご、柿、桃、いちご、みかん、スイカ、メロン、パイナップル、キウイなど
【野菜】
大根、キャベツ、きゅうり、レタス、小松菜、白菜、カブ、パセリ、オクラ、レンコン、トマト
※玉ねぎなどのネギ類は犬にとって中毒物質があるので厳禁。
【穀物類】※加熱して
米、うどん、そば、玄米、雑穀米など
※パンは塩分が入っていることから不可。特にアレルギー源となるものに小麦、とうもろこしがあるので、使用食材は注意。
【豆類】
豆腐、おから、豆乳、納豆、
※アレルギー源となるものに大豆があるので、納豆は注意。
【乳製品】
犬は乳頭を分解できないので、牛乳は不可。
ヨーグルトは砂糖が入っていないプレーンなら少量のみOK
チーズは塩分過多になるので向いていません。
【魚類】※加熱して
鮭、さば、さんま、かます、アジ、マグロなど
※マグロはお刺身用なら生食もOKです。
【卵、肉類】
卵(かならず加熱して)、豚肉、鶏肉、牛肉、ラム肉など
※加工肉は添加物、塩分が入っているので厳禁です。
★手作りフードを与える時のポイント
ごはんはそれほど必要ではなく、犬にとって大事なのはタンパク質です。
人間と同じ感覚で、ごはん主食お肉副食ではなく、しっかり肉や魚もあげましょう。
バランスとしては、ごはん:肉魚:野菜は1:1:1となるように。
イモ類などの炭水化物が多いものを使うときは、ごはんを減らします。
また、栄養が偏らないようにするには、毎日使う材料をすこしずつ変えて、できるだけ多くの食材を使うようにします。
1日に30品目を目標とする人間のように色々なものを、1日では難しいので1週間くらいを目安に与えるようにしてください。
ワンちゃんが太りぎみなら野菜を多く、食の細い子ならば野菜を少なく調整すると量としてはちょうど良くなります。
いかがでしょうか。
愛情を込めた手作りフード。
ワンちゃんが喜んで食べてくれるといいですね^^
もちろん、手軽で栄養価の高い、手作りと同じくらい安心安全、低アレルギー対応のドッグフードもあります。
そういたものを、忙しい時、外出時などに併用するのもおすすめですよ。